ご本人とご家族の両方にベストな選択を

はじめまして。
合同会社Kos、訪問看護リハビリステーションMysaの代表の森脇武士です。
私はこれまで保健師・看護師として、地域医療や病院、保健行政など、さまざまな現場で医療・福祉に携わって来ました。
そのなかで強く感じてきたのは、
「人がその人らしく、安心して暮らせる場所は、やはり家なのだ。」
ということです。
病気や障がいがあっても、自分のペースで日常を送ることができる。
無理をせず、誰かの手を借りながらでも、毎日を前向きに生きていける。
そんな暮らしを支える力になりたい。
その想いが、私が訪問看護サービスを始めた理由です。
「Kos」と「Mysa」がもつ意味
私たちの会社名「Kos(コス)」は、ノルウェー語で「くつろぎ」や「抱きしめること」、そして「平凡だけれど豊かな幸せ」を意味する言葉です。
たとえば、温かいコーヒーを片手に窓の外を眺める静かなひとときや、家族や友人と何気ない会話を交わすひととき。
そんな、あたりまえだけれど心が満たされる瞬間こそが、人生を豊かにしてくれる。
私たちはそう考えています。
また、訪問看護ステーションの名前である「Mysa(ミーサ)」は、フィンランド語・スウェーデン語で「心地よい」「あたたかい」といった意味を持つ言葉です。
看護にかかわる人たちが連携し、利用者様とそのご家族、地域とがやさしくつながることで生まれる、あたたかな輪を大切にしたいという想いを込めて名付けました。
私たちが届けたいのは、医療技術やリハビリといった医療行為だけではありません。
それぞれの暮らしの中に寄り添い、ちょっとした不安や違和感にも耳を傾け、必要なときにそっと手を差し伸べる。
そんな、ぬくもりある看護です。
「ここにMysaがあってよかった。」という存在でありたい
訪問看護は、病院とは異なり、ご自宅という生活の場に伺うサービスです。
ですから、医療的なケアだけでなく、
「今日も穏やかに過ごせた。」
「ひとりじゃないと思えた。」
と感じていただけるような、心の支えとなる存在でありたいと考えています。
人生の中には、思いがけない困難や不安が訪れることもあります。
でも、そんな時こそ、誰かの存在やぬくもりが、大きな支えになることがあります。
私たちは、ご利用者様、ご家族様一人ひとりの声に丁寧に耳を傾けながら、
「この人に来てもらえてよかった。」
と思っていただけるよう、日々心をこめて訪問を行っています。
訪問看護という仕事には、大きなやりがいがあります。
支援の一つひとつが誰かの暮らしに直結し、小さな変化が大きな安心や希望につながる。
その積み重ねこそが、この仕事の魅力であり、私たちの原動力です。
最後になりますが、私たちはこれからも、地域の皆さまにとって
「ここにMysaがあってよかった。」
と思っていただけるような存在を目指し、誠実に、あたたかく、真摯に取り組んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
合同会社Kos
訪問看護ステーションMysa
代表森脇武士